トヨタとソフトバンクが描く未来のモビリティ:MONETの挑戦と展望

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皆さん、MONETという会社をご存知でしょうか?今回は、トヨタとソフトバンクが共同出資して設立したこの注目の企業について、詳しくご紹介します。MONETの取り組みは、私たちの日常生活や社会のあり方を大きく変える可能性を秘めています。

目次

MONETとは?

MONET Technologies株式会社(通称:MONET)は、2018年にソフトバンクとトヨタ自動車が共同で設立した企業です。社名には「全ての人に安心・快適なモビリティをお届けする、Mobility Networkを実現したい」という想いが込められています。

主な事業内容

MONETの事業は主に3つの柱で構成されています。

  1. オンデマンドモビリティサービス
  2. データ解析サービス
  3. Autono-MaaS事業

これらの事業を通じて、MONETは車や人の移動に関するデータを活用し、需要と供給を最適化することで、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を目指しています。

オンデマンドモビリティサービスの実例

MONETのサービスは、全国100以上の自治体で展開されています。例えば…

  • 広島県福山市では中山間地域の通院や買い物支援
  • 愛知県豊田市では小原地区住民の外出支援
  • 神奈川県横浜市旭区若葉台では高齢者や子育て世帯向けサービス

など、地域の特性や課題に応じたカスタマイズされたサービスを提供しています。

MONETが生まれた理由

MONETの設立には、いくつかの重要な理由があります。

  1. 社会課題の解決: 都市部の渋滞、高齢者の事故、免許返納による移動困難者の増加など、現代社会が直面する移動に関する課題を解決するため。
  2. 新たな価値創造: 単なる移動の利便性向上だけでなく、移動中に料理を作って宅配するサービスや移動型オフィスなど、これまでにない新しいモビリティの価値を生み出すため。
  3. 技術革新への対応: 自動車産業における「CASE」(Connected、Autonomous/Automated、Shared、Electric)と呼ばれる新領域での急速な技術革新に対応するため。
  4. 企業間連携の推進: 業界・業種の垣根を越えた企業間連携を推進し、より幅広いモビリティイノベーションを実現するため。

MONETの主要サービス

1. MONET Move

MONET Moveは、オンデマンドモビリティサービスを実現するアプリケーション群です。主な構成要素は…

  • ユーザーアプリ:利用者が乗車予約や予約確認を行うスマートフォンアプリ
  • ドライバーアプリ:ドライバーが運行予定や走行ルートをリアルタイムで確認するアプリ
  • 管理者Webシステム:予約状況確認、代理予約作成、運行計画の確認・変更が可能

2. 医療MaaS

熊本県八代市での実証事業では、オンライン診療や服薬指導、薬剤配送にマルチタスク車両を導入しています。また、2024年1月からは熊本県阿蘇小国郷での「小国郷医療MaaS・DX推進事業」に協力しています。

3. 行政MaaS

秋田県由利本荘市では、マルチタスク車両を活用した移動市役所サービスの実証事業を行っています。また、2024年2月からは北海道三笠市での行政MaaSの本格運用に協力しており、マイナンバーカード1枚で自宅近辺で行政サービスを受けられる環境を整備しています。

MONETコンソーシアム

MONETは、モビリティイノベーションを実現する「なかまづくり」の一環として、「MONETコンソーシアム」を2019年3月に設立しました。業界・業種の垣根を越えた企業間の連携を推進し、自動運転を見据えたMaaS事業開発などの活動を行っています。

2024年7月時点で805社が加盟しており、次世代モビリティサービスの推進や移動における社会課題の解決、新たな価値創造に取り組んでいます。

将来の展望

MONETは、今後さらなる成長と革新を目指しています。

  1. 自動運転MaaSの拡大: 2025年1月から東京臨海副都心地区で開始した自動運転MaaSの拡大を計画しています。
  2. サービス提供エリアの拡大: 自動運転車両の台数増加や、様々な配車アプリからの予約受付を目指しています。
  3. 遠隔監視システムの開発: 数十台の自動運転車両を遠隔監視するシステムの開発を進めています。
  4. Autono-MaaS事業の展開: 2020年代半ばまでに、トヨタの次世代EV「e-Palette」を活用した「Autono-MaaS」事業の展開を目指しています。
  5. 革新的なモビリティサービスの提供: 移動中に料理を作って宅配するサービスや、移動中に診察を行う病院送迎サービス、移動型オフィスなどの革新的なサービスの提供を計画しています。
  6. グローバル展開: 将来的には、MONETのサービスをグローバル市場へ展開することも視野に入れています。

課題と今後の展開

MONETの事業展開には課題もあります。2023年度の決算では、売上高は前期比7.2%増の16億6,124万円となりましたが、当期純損失は前期比で80%赤字額を増やし、1億2,271万円となっています。

しかし、MONETは引き続き、高齢化社会や地方の過疎化など、日本が直面する様々な課題に対して、革新的なモビリティソリューションを提供することで、安心・快適な社会の実現を目指しています。

MONETの挑戦は、単なる移動手段の提供にとどまらず、私たちの生活様式そのものを変革する可能性を秘めています。今後のMONETの展開に、ますます注目が集まりそうです。

情報源
https://www.monet-technologies.com
https://www.softbank.jp/corp/technology/research/story-event/017/

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